ロック歌手の矢沢永吉が2012年12月31日第63回紅白歌合戦に出場することがわかった。2009年に第60回紅白歌合戦にスペシャルゲストとして出演して以来、3年ぶりの出場となるが、今回は、特別出演歌手としての出場が決定した。
昨年の武道館公演ファイナルで引退を匂わせる発言をしていたことをはじめ、8月にリリースしたアルバムが『Last Song』という意味深なタイトルであったこと、さらに矢沢ゆかりの土地である横浜で6万5千人を集める集大成的なライヴ〈BLUE SKY〉をおこなうなど、ファンならずとも世間では「40周年を節目にいよいよ引退か!? 」と様々な憶測が飛び交っていた。
しかし、先日17日には恒例の武道館5DAYSを超満員のうちに成功させるなど(通算武道館公演122回)、結果として例年にもまして精力的な活動を行った一年となっていた。さらに今年最後には紅白歌合戦にも出場するというのだから、63歳とは思えないエネルギッシュさだ。節目のデビュー40周年、大晦日の最後の最後まで走り続ける矢沢永吉が、何を想いながら歌うのか、その一挙手一投足に注目したい。永ちゃん、今度は歌詞、忘れないでね。(岡本貴之)
・矢沢永吉OFFICIAL HP
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