伝説的なインドのシタール奏者として知られるラヴィ・シャンカールが、12月11日、サンディエゴの自宅近くの病院で亡くなった。92歳だった。
ラヴィ・シャンカールは、ジョージ・ハリスンが師事したシタール奏者としても有名。ビートルズやジョン・コルトレーンなど、音楽界の巨人たちに多大な影響を与えたほか、ウッドストック・フェスティバルにも出演している。生前のジョージは彼を評し、「ワールド・ミュージックのゴッドファーザー」と語ったという。
今回の訃報を受け、彼の娘であるノラ・ジョーンズは「パパの音楽は何百万人もの人々の心を動かしました。彼の死は、私や世界中の音楽ファンから非常に惜しまれることでしょう」とコメントを発表している。
なお、ラヴィ・シャンカールは、2013年2月に行われる第55回グラミー賞において生涯功績賞を受賞することが決まっている。