スーパーガンバリゴールキーパーズが、1月16日(金)に初の全国流通盤となる『Cang Gang Pops』をリリースする。
彼らは2011年に結成されたロック・バンド。これまでに1stミニ・アルバム『ルサンチマン・エクスプロージョン』をリリース、また昨年1月にはTACO、ガセネタの中心人物である山崎春美をゲストに迎えたイベントを開催するなど、都内を中心に活動を行っている。
彼らのオフィシャル・サイトに掲載されているプロフィールを目にすると飛び込んでくるのが、“「草食系」にさえなれない、それどころか彼らにすら喰われてしまう、「草」のような存在”という文言。「テクノブレイカー」、「ボーイズどんと暗い」、「グミチョコレートパイン」といった楽曲名からも、どこかさえないサブカルチャー好きの青年たちの集いという印象がたしかに感じられる。
そんなスーパーガンバリゴールキーパーズの音楽は、情けなく哀しい男子たちの姿を、ローファイやパワー・ポップ的なサウンドや心地よいメロディーに乗せて歌うというもの。新作より公開されている「抜きぬきて性春」を聴いてみると、インディー・ロックからの影響が十分にバンド・サウンドに現れている。また風俗についての詞にも関わらず、意外にも爽やかにまとまっているのは、キラリと光るメロディの手によるものにちがいない。メンバーはザ・スミス、ティーンエイジ・ファンクラブ、ニール=ヤングなどの影響を受けているとのことなので、これらのアーティスト名にピンときた方は、まず下記から音源をチェックしてみよう。(鶯巣大介)
https://soundcloud.com/sggk/547xj8fpnoqq
http://youtu.be/aSezmwcVm28
・スーパーガンバリゴールキーパーズ オフィシャル・サイト
http://sggkeep.flavors.me
スーパーガンバリゴールキーパーズ / Cang Gang Pops
発売日 : 2015年1月16日(金)
曲目 :
1. 抜きぬきて性春
2. じゃがたらのレコード
3. プログレッシブな愛
4. フランケン死体さん
5. グミチョコレートパイン
6. 海を見に行こう