サイケデリック・ポップの大天才、アリエル・ピンク、ついにソロ・デビュー

USインディ・シーンきっての、サイケデリック・ポップ達人、アリエル・ピンクこと、アリエル・マーカス・ローゼンバーグ。これまで自身のバンド、ホーンテッド・グラフィティを率いてのアリエル・ピンクス・ホーンテッド・グラフィティでの活動を行っていたが、このたび、ソロ・アルバム『ポン・ポン』のリリースを決定させ、新曲「Put Your Number In My Phone」を公開した。ちなみにOTOTOYでも11月19日（水）より、配信開始。

さて、送られてきたアーティスト写真も乳首がみえちゃってりしてて最高なんですが、彼と言えば、アリエル・ピンクス・ホーンテッド・グラフィティにてアニマル・コレクティヴの耳にとまり、彼らのレーベル〈Paw Tracks〉からデビューした才人。そのローファイすぎるサウンドと、どこか胸キュンでポップなメロディ、それを取り巻くメルヘンチックで濃厚なサイケデリック・ムードでじわりじわりと人気を集めました。宅録中心のそのサウンドは、アニコレのパンダ・ベアーの諸作品とともに、チル・ウェイヴやベッドルーム・ポップに影響を与えたと言われている。その後、名門〈4AD〉に移籍。ある意味で初のスタジオ・アルバムとなった『Before Today』（2010年）は、ピッチフォークをはじめ、さまざまなメディアで高い評価を受けた。2012年にはアルバム『Mature Themes』もリリースしている。

と、次なる作品のリリースがまたれるなか、このたび、ソロのアーティスト・アルバム・デビューの発表となった。資料によれば。、アリエルいわく「これは僕の名前がクレジットされた初の"ソロ"作なわけだけど、今まで録ったものの中で一番"ソロ"から遠い作品だね」という、作品は、奇才のプロデューサーであり、あの下着姿のお色気姿でも人気を博した、ザ・ランナウェイズのマネージャーでもあったキム・フォーリーとの共作したものだとか。公開された「Put Your Number In My Phone」は、彼らしい、ローファイだけどウキウキと楽しい彼らしいポップスが展開されている。さてアルバムはどのようになるのか？
（河村）

・アリエル・ピンクス・ホーンテッド・グラフィティの『Mature Themes』はOTOTOYでも配信中。
http://ototoy.jp/_/default/p/29055