吉本秀純:監修『アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック・エンタテイメント)
このたび出版された『CROSSBEAT Presents アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』、いま欧米を含めた、さまざまなカッティング・エッジなプロデューサーたちが、アイディアの源泉として注目するモダンなアフロ・ミュージックに迫ったディスク・ガイドだ。
デイモン・アルバーン、
そんな、モダンなアフリカの音楽シーンを深く掘り下げた書籍だ。現在休刊中の老舗ロック雑誌『CROSSBEAT』からのリリースということもあってか、いわゆるワールド・ミュージック的な視点というよりも、アフリカのモダンな音楽シーンとそうした欧米のシーンとの関わりなど、あくまでもポップ・ミュージックの範疇で捉えているあたりが非常におもしろい。
各地域やトピックをテーマにしたディスク・ガイドを中心に、フェラ・クティと、周辺人脈や子息たち——
OTOTOYプロデューサーの高橋健太郎氏も、アフリカ音楽とエレキ・ギターを巡るコラムを執筆しております。
(河村)
・『CROSSBEAT Presents アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do ?pid= 0639448