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キース・リチャーズが全面参加&プロデュースのアーロン・ネヴィル新作発売

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グラミー賞受賞のソウル / R&B界のアイコン的シンガー、アーロン・ネヴィルのBlue Note移籍第1弾となるアルバム『マイ・トゥルー・ストーリー』が発売された。

このアルバムは、現Blue Noteの社長でもあるドン・ウォズがプロデュースを務めることになっていたが、アーロンから「ドゥ・ワップ」のアルバムを作りたいという希望を聞いたドン・ウォズが、「それなら最もふさわしい人を連れてくるよ」とある人物をスタジオに連れてきた。それが誰あろう、ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ。ドンが長年、ストーンズのプロデュースを務めている事もあるが、キース自身、アーロンのことを尊敬しており、また自分が小さい時によく聞いていたドゥ・ワップ音楽でもあったので迷うことなく承諾。この夢の共演が実現することとなった。

キース以外の参加メンバーも、ギターにはグレッグ・リース(ベック、シェリル・クロウ、ボブ・ディラン、ライアン・アダムス)、オルガンにはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのオリジナル・メンバーであるベンモント・テンチ、ドラムにはジョージ・G.リセリ(ボブ・ディラン、ジェームス・ブラウン)、そしてベースはトニー・シェア(ビル・フリゼール、ノラ・ジョーンズ、ルーファス・ウェインライト)という豪華な面々。キースはこのメンバーでアルバムを作ったことについて「まさにドリーム・セッションだったよ。バンドの息はぴったりだったし、アーロンの歌はまるで天使みたいだった。名誉なことだよ! 」「俺にとって一番上手くいったセッションなんだ。楽しかったし一生忘れない」と興奮気味に語っている。初期ストーンズがカバーしたドリフターズの、「アンダー・ザ・ボード・ウォーク」等はキースの選曲だろうか? YouTubeで公開されているレコーディング・セッションの様子には、キースも登場。純粋に音楽好きな男、キース・リチャーズの姿が拝めるハッピーな映像だ。(岡本貴之)

レコーディングセッションの模様 『Aaron Neville - Making Of My True Story』
※右下の「字幕」をクリックすると日本語字幕で視聴可能

アーロン・ネヴィル 『マイ・トゥルー・ストーリー』
2013年1月30日発売 2,500円 TOCP-71478
プロデューサー : キース・リチャーズ&ドン・ウォズ
収録曲
1. マネー・ハニー
2. マイ・トゥルー・ストーリー
3. ルビー・ベイビー
4. ジプシー・ウーマン
5. ティング・ア・リング
6. ビー・マイ・ベイビー
7. リトル・ビティ・プリティ・ワン
8. ティアーズ・オン・マイ・ピロウ
9. アンダー・ザ・ボード・ウォーク
10. ワーク・ウィズ・ミー・アニー
11. ディス・マジック・モーメント ~ トゥルー・ラヴ(Medley)
12. グッドナイト・マイ・ラヴ(プレザント・ドリームス)

・アーロン・ネヴィル アーティストページ
http://emij.jp/aaronneville/


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