ムッフフフフッフ…… みなさん、夜のニュースのお時間です。今宵ご紹介するのはフランスの殿方、フレンチ・エレクトロ・ディスコの異才にして奇才、ジャクソン・テネシー・フルジョが率いる、
ジャクソンは、エレクトロニック・ミュージックの名門、イギリスは〈WARP〉の所属でございます。全て手作りという謎の機械化楽器群、そうです、彼は本当にコンピューターバンドを率いてライヴを行うという、まさに奇才という表現が相当しい、そんなアーティストでございます。この写真の殿方がジャクソン、その人、そしてまわりを固める楽器群がなにを隠そう、コンピューター・バンドでございます。
ひさびさとなりました最新作『Glow』はつい先頃、〈WARP〉からリリースされたばかり。そのサウンドは、少々インダストリアルな香りのする彼らしいニューウェイヴ・ディスコでございました。さて、問題のMVは、このアルバムに収録されております「G.I. Jane (Fill Me Up)」でございます。こちら、そのタイトル通り、女性戦士がモチーフになっているようでございまして、作中で彼女がさまざまな敵と闘うのでございます。その敵といいますのは、そう殿方の…ええ、さまざまな国、地域によって、さまざまなお名前がございます。いわゆる、ええ、なんと言いましょうか。MVのなかには”触手もの”と言われるようなところもございます。とはいえ、ストロングなお嬢様がバッタバッタとそれらを切り裂き、踏みにじる姿を見ると、私ども男性としましては、ついついあらぬところを押さえて飛び上がってしまいそうになります。少々グロティスクな、いわゆるそのヴァイオレンスな場面、そしてエロティクでセクシーな場面もございますが、そこはやはりフランスのハイセンスなアーティスト。ファッショナブルにまとめております。百聞は一見にしかず、それではご覧下さい。
「G.I Jane」
おっと、ひとつ言伝がございました。こちらの動画は見方によってはノイズまじりの“モザイク”状態となります、が、Youtubeのご自身のアカウントにて年齢認証をしていただくと“無修正”状態のものを試聴できるようですぞ。ムフフフ、お若いかた、芸術の学習のためという方も我慢をしていただかなくてはなりませんよ。
こちらの楽曲はもちろん、「Glow」には収録してございます。
みなさまに“夜”をお伝えする、OTOTOY、夜のニュース、本日はこのあたりでおいとまさせていただきます。お会いできるのを楽しみに。(河村)